ワキ汗をかきやすい

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一時的に発汗を抑える治療法・ボツリヌス療法

多汗症といった、発汗量がものすごく多い人がおこなう治療にはさまざまな方法がありますが、その中でもワキの発汗量が多く重度の人に対しておこなうのがボツリヌス療法です。
このボツリヌス療法は、日本だけでなく世界中で広くおこなわれている一般療法です。日本では、ワキの多汗症以外の疾患に対してもおこなわれています。まぶたや顔面のけいれん、首や肩の筋肉が張ることによる異常姿勢、そして脳卒中などによる手足のつっぱり…などです。医療保険の適用も認められています

 

その内容はどんなものかというと、ボツリヌス菌がつくる天然のタンパク質を有効成分とする薬を、ワキの下に注射する治療法のことです。この薬を注入することで、交感神経から汗腺へ刺激が伝わりにくくします。うまくブロックすることで、発汗を抑えるのです。
個人差はあるものの大体2〜3日後ぐらいからその効果を実感し、4〜9カ月と長い期間にわたって持続します。完治を目的とした治療法ではなく、あくまでも一時的な処置にすぎませんので、症状があらわれたらまた注射をうちます。続けてやるとなると、1年間に1〜2回といったところでしょうか。
治療で使用する薬剤は、あくまでもボツリヌス菌がつくるたんぱく質から精製された薬です。ボツリヌス菌そのものを使って注射するわけではないので、感染するといったリスクはありません。

 

心配される副作用についてですが、たまに出てしまう事もあるようです。注射した部位に赤みや腫れ、痛みを感じたり、体全体がだるい、ワキ以外の部位で汗が増えた…といった事がみられるようです。が、ほとんどが一時的なものとして終わるようです。